「デリケートゾーンに強いかゆみを感じる」「カッテージチーズのような白いおりものが出る」こんな症状がある人は膣カンジダ症かもしれません。

膣カンジダは性行為だけでなく、疲れやストレスなどが引き金になって発症します。約20%の女性が一生に一度は経験するというデータもあるほど身近な病気になります。ほうっておくと症状が悪化してしまうので早めに治療しましょう。

膣カンジダ症ってなに?その原因は?

膣カンジダ症に悩む女性

膣カンジダ症は、カンジダ・アルビカンスという真菌(カビ)の一種が膣内で増殖して起きる病気です。主に疲れているときや、ホルモンバランスが乱れているとき、病気で免疫力が低下しているときなどにかかりやすくなります。

性病のイメージを持っている人も多いかと思いますが、性交渉が原因で膣カンジダ症を患ってしまう人は全体の5%〜10%くらいになり、実際のところそんなに多くありません。つまり性交渉をしていない人でも膣カンジダ症にかかるのです。

その症状、膣カンジダ症かもしれません

これらの症状が出ているなら膣カンジダの疑いがあります。症状に心当たりのある人は、早めに産婦人科を受診しましょう。

  • ヨーグルトのような白くてどろっとしたおりものが出る
  • デリケートゾーンが痛がゆくなる
  • 性交時や排尿時に痛みを感じる

膣カンジダ症は臭い?

膣カンジダを発症しても臭いに変化はありません。デリケートゾーンから普段とは違う生臭さを感じるなら、細菌性膣炎やトリコモナス感染症を患っている疑いがあります。

膣カンジダ症の治療方法

膣カンジダ症の治療方法

膣カンジダ症は抗真菌剤の入った膣座薬や膣錠、外陰部に塗る軟膏を使って治療し、増殖したカンジダ菌を死滅させていきます。

膣カンジダ症の症状は、治療を始めて1週間〜10日ほどでよくなります。だからといって自己判断で薬の服用を中止していけません。もしも膣内にカンジダ菌が少しでも残っているとすぐに再発する恐れがあるからです。必ずお医者さんに完治と診断されるまでは治療を続けましょう。

再発しやすい膣カンジダ症

体調を崩すたびに膣カンジダ症を再発してしまう、このようなケースは決して珍しくありません。膣カンジダ症とは非常に再発しやすい病気だからです。たとえば病院で膣カンジダ症の治療を受けて完治した場合でも、腸内にはまだカンジダ菌が潜んでいるかもしれません。そのカンジダ菌が便と一緒に外に出てきてしまうと膣内に侵入し、ふたたび膣カンジダ症にかかります。

再発した膣カンジダ症には市販薬が使えます

フェミニーナ膣カンジダ

年齢が15歳以上で、過去に病院で膣カンジダ症の治療をした人が再発したときは、わざわざ通院しなくてもドラッグストアで販売されている市販薬で治療できます。ただし、膣カンジダ症の薬は副作用や使用方法に注意しなければならない第1類医薬品に分類されているので、購入するときは薬剤師から薬の説明を受けなければなりません。

膣カンジダ症の市販薬は6日分で販売されていますが、すべて使い切っても症状が改善されない場合は、カンジダ菌が薬に耐性がついて効かなくなってしまった可能性があるので再度、治療を受ける必要があります。

膣カンジダ症を繰り返さないために気をつける4つのポイント

入浴女性

一度発症すると完治と再発を何度も繰り返してしまうケースもめずらしくない膣カンジダ症。できればもう発症したくないですよね。そんな人にが普段から気をつけるべき4つのポイントをまとめました。

1.免疫力が落ちないようにする。

ストレス、睡眠不足、疲れなどから体調を崩さないよう、食事と睡眠はきちんととって健康的な生活を心がけてください。もし体調を崩したり、病気になると免疫力が低下してカンジダ菌に対する抵抗力がなくなってしまいます。

2.乳酸菌を摂取する

カンジダ菌は、健康な女性でも体内に潜んでいる可能性があります。そのカンジダ菌が増殖しないように腸内や膣内で戦ってくれるのが乳酸菌です。ヨーグルトやキムチ、ナチュラルチーズ、お漬物などの発酵食品に多く含まれるので、積極的に食べるようにしましょう。

3.デリケートゾーンは清潔に保つように心がける

真菌の一種であるカンジダ菌は湿っぽい不衛生な場所を好むので、デリケートゾーンは清潔に保つことが大切です。生理のときはナプキンをこまめに変え、通気性のいいコットン素材の下着を身につけ、蒸れにくくすることでカンジダ菌の繁殖は抑えられます。

4.デリケートゾーンを洗い過ぎない

デリケートゾーンを綺麗に保つことは大切ですが、だからと言って洗い過ぎてはいけません。石鹸やボディソープはカンジダ菌だけでなく、カンジダ菌と戦う役目を担う乳酸菌まで洗い流してしまうからです。

デリケートゾーンは清潔に保たなければならない、その一方でデリケートゾーンは洗い過ぎてはいけないと言われても混乱しますよね。その二つの条件を満たすためには使用する石鹸選びがポイントです。

正しいデリケートゾーンの洗い方は「正しいあそこの洗い方(膣内・膣外)
の記事を合わせてご覧ください。

正しい石鹸選びで膣カンジダ症を予防しよう

デリケートゾーンを普通の石鹸で洗うのは洗浄力が高すぎてしまいますので、膣カンジダ症の予防には逆効果です。もともと膣内は乳酸菌の働きで酸性になっておりカンジダ菌の増殖を防いでいます。乳酸菌とカンジダ菌のバランスが取れているうちは、膣カンジダ症になることはありません。

しかし市販されている石鹸はアルカリ性のものが多く、アルカリ性の石鹸でデリケートゾーンを洗うと膣内の酸性は弱まってカンジダ菌が増えやすくなるのです。そのため、膣カンジダ症の予防にはアルカリ性ではない石鹸が適しているといえます。

デリケートゾーンに使用するなら、「ジャムウ・ハーバルソープ」をおすすめします。弱酸性なうえ、防腐剤や香料などの化学物質は使っておらず自然由来の成分からできているので優しい洗い上がりです。デリケートゾーン専用の石鹸であれば洗い過ぎてしまう心配がなく安心して使えるでしょう。

あそこ専用石鹸ランキング」の記事でも紹介していますので参考にしてください。